子どもの予防接種
日本では、自治体やかかりつけ医と共に進める予防接種ですが、海外ではスケジュールから自身で立てる必要があります。
海外渡航が決まったら、まず日本でかかりつけ医に相談することをお勧めします。
特に、小さなお子さんを伴っての海外渡航の際には、現地医療事情を十分に調査し、
現地で接種可能な予防接種を把握した上で、必要な予防接種を日本で済ませてから渡航するように心がけてください。
日本の通常のスケジュールで受けてきた予防接種・海外特有の必要とされる予防接種・加えて複数回にわたって接種が必要な予防接種に関しては、渡航により途中でワクチンの種類が変わっても問題ないか?等、かかりつけ医に相談するとよいでしょう。
トラベルクリニック等 海外での予防接種事情に詳しい医療機関もありますので、活用するとよいでしょう。
また、英文の予防接種証明があると安心です。
日本で用意する必要があるので、渡航前に準備するようにしましょう。
現地では、各国が推奨する現地の予防接種スケジュールもありますので、
日本で推奨されるスケジュールを参考に現地医師と相談することをおすすめします。
■日本小児科学会は「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」
「知っておきたいわくちん情報」を公開しています。
https://www.jpeds.or.jp/modules/general/index.php?content_id=5
「知っておきたいわくちん情報」の中には、「海外に行くときに必要なワクチン」も
取り上げられています。
海外で予防接種を検討するときも、基本的にはこの予防接種スケジュールが参考になるでしょう。
■外務省「世界の医療事情」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
現地の医務官自身が収集した世界各国の医療情報を掲載。
赴任者に必要な予防接種(赴任前に接種しておいた方が良いもの)、現地の小児定期予防接種一覧もまとめられています。
■国内トラベルクリニック(予防接種実施機関)リストー海外赴任ガイド
https://funinguide.jp/c/info_link/travelclinics.html
■子どもの定期予防接種はどのように進めたらいいですか?-海外赴任ガイド
https://funinguide.jp/c/column/qa/q07-003.html