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母子手帳について

日本に住民票があれば、日本の自治体が日本語版の母子手帳を無料配布していますが、

海外で日本語版の母子手帳の無料配布はありません。

海外に暮らす邦人のために日本語の母子手帳のPDFが厚労省のWEBサイトから無料でダウンロードできるようになりました。ご自身で印刷して利用することができます。
ダウンロードはこちら⇒https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ghp/page3_000780.html

海外で使用するために日英版の母子手帳が販売されています。
https://www.ecur.co.jp/p/item-detail/detail/i31.html
日英版の母子手帳の内容は、日本の母子手帳と全く同じです。

日本語と英語の両方が表記されているため、英語で医師に簡単に記入してもらうことができます。
海外でも、
海外在留邦人の子育てを支援している団体が、日英版の母子手帳を販売している場合がありますので、問い合わせてみてください。

日本の母子手帳は現在各国で高い評価を受けています。

海外で妊娠が分かった場合は、何らかの方法で母子手帳を入手することをおすすめします。

★★母子手帳、どんなとき/どんな風に使う?★★
 

妊婦健診のとき
妊婦を受けた際は、医師に該当箇所を記入してもらいましょう。

日本語通訳がいる場合は日本の母子手帳でも記入可能ですが、日英版だと日本語を話さない医師の場合も安心です。

日本だと病院側から母子手帳の提出を求められますが、海外の場合は積極的に自分から母子手帳の記入をお願いすると良いでしょう。

母子手帳の記入に慣れない医師の場合、診察後に自分で記入することでも充分役立ちます。

乳幼児健診のとき
日本人が多く利用する医療機関で乳幼児健診を受けた際は、
医師に該当箇所を記入してもらいましょう。

日本語通訳がいる場合は日本の母子手帳でも記入可能ですが、日英版だと日本語を話さない医師の場合も安心です。

日本だと病院側から母子手帳の提出を求められますが、海外の場合は積極的に自分から母子手帳の記入をお願いすると良いでしょう。
医師による記入欄だけでなく、
保護者記入欄も忘れずに記入しておくようにしましょう。

後に、専門家のサポートが必要になったとき、保護者記入欄は大変役に立ちます。

予防接種のとき
予防接種を受けたら、
必ず医師に記入してもらうようにしましょう。

海外で生活する場合、日本で定められている予防接種に加えて地域特有の病気への予防接種も加わる場合があります。

複数回の接種が求められるものも多く、予防接種の記録はとても重要になります。

発達や病気についてメモをする
前述の、乳幼児健診のタイミングで、
保護者記入欄を記入しておくことに加えて、

かかった病気についても記録を残しておきましょう。

母子手帳に記載のある、麻疹・水痘・おたふくかぜ・風疹・りんご病・手足口病に加え、今後予防接種の際などに必要なことがあるものとして、予防接種の副反応・各種アレルギー・熱性けいれん・てんかん、海外特有の病気(腸チフス・アメーバ赤痢・デング熱など)も記録しておくとよいでしょう。

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